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夏から秋にかけては、太陽光パネルの裏に注意?!

11月 07日, 2017年 / / 1コメント

大規模太陽光発電所(メガソーラー)は、都市部から離れた山林に立地するため、
運用が始まってから、野生動植物の侵入が避けられずに、トラブルになってしまうケースがあります。

その中の一つに、「スズメバチによる巣作り」があります。
太陽光パネルの裏は、住宅の軒下や屋根裏などと同じような日陰となり、巣作りに向く環境となっているようなので
ハチの巣は、春から初夏にかけての時期であれば、作り始めてから間もないため、まだそれほど大きくない。巣に関わるハチの数も、それほど多くない。このため、見つけた巣の除去作業は、比較的容易です。
しかし、夏から秋になると、ハチの巣はかなり大きくなり、巣に生息するハチの数も多くなります。
何よりも、新たな女王バチが生まれるなど、ハチが敏感になり活動が活発になっている時期です。
そのため、夏から秋にかけてはスズメバチが最も凶暴になっている時期と言われています。

スズメバチによる被害

こうしたトラブルの一つに、「スズメバチによる巣作り」があります。
幸いなことに、巣ができることそのものには、発電設備への悪影響はほとんどありません。
しかし、O&M(運用・保守)に関わる作業時に、作業者を刺して危害を加える恐れがある。

太陽光パネルの裏にスズメバチの対処は?

太陽光パネルの裏にスズメバチの巣を発見した場合、不用意に近づかず、スズメバチを刺激しないことが重要です。
専門の駆除業者に頼んで、巣の除去や巣に戻ってこようとするスズメバチを駆除するなど、措置を講じましょう。
特に管理・メンテナンスを委託していない個人投資家などが見回りに行く場合に事故が起きかねないため、太陽光メンテナンス管理は専門業者に委託することが望ましいです。

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