渋谷のモヤイ像
先日、久々に渋谷駅西口の「モヤイ像」の前での待ち合わせをしました。
仕事がら、お客様と渋谷駅で待ち合わせという機会が多いのですが、渋谷駅も年々様変わりをして、
また渋谷を訪れる人も多いということで渋谷の街になれていない方とはたいてい、「ハチ公前」か「モヤイ像前」というのが定番です。
「ハチ公」については「忠犬ハチ公」などでもその逸話などもご存知の方も多く有名ですが、
「モヤイ像」についての逸話はあまりご存じでない方も多いようです。
「モヤイ像」というのは「モアイ像」のパクリじゃないかと思ってる方も多いようですが、
「モヤイ」という名にもキチンとした由来があります。
実は「モヤイ像」は渋谷だけではなく、蒲田駅や竹芝桟橋など日本各地にもあります。
この「モヤイ像」は東京都のはるか南「新島」から寄贈されたものなのです。
材料も新島特産の珍しい石「抗火石(コーガ石)」が使われているそうです。
遡ること1980年に、新島が東京都に移管され100年目の節目を迎えたことを記念して、
新島から東京都渋谷区に寄贈されました。
「モヤイ」という名ですがイースター島の「モアイ」を真似たような名前ですが、
「モヤイ」とは、新島の現地の言葉で「助け合い」「力を合わせ」「共同作業をする」という「絆」にもつながる言葉です。
そういった奥深い言葉の由来から【縁結び】といった意味合いを持つそうです。
そういう話を聞くと恋人同士の待ち合わせ場所には最適ですね!!
普段何気なく通り過ぎていた渋谷モヤイ像。
実は「コインロッカー側」と「バス停側」とで2種類の顔を持つのはご存知でしょうか?
もし、渋谷モヤイ像で待ち合わせするときにでもじっくり見てみるのも面白いと思います。。。