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日本の自由なアート表現

10月 11日, 2017年 / / 1コメント

世界でも人気な留学先と言えば、アメリカとイギリスは常にトップ2のようです。
日本もアジアで唯一ベスト10に入るくらいで、それでも健闘しているほうかと思います。
ただ、近年、美術とかアートに関して言えば人気が急上昇しているそうです。
芸術・アートと言えばフランスなどのヨーロッパも人気はありますが、
日本の美大系はフランスをはじめ欧米はもとよりアジア各国からも人気を集めているそうです。
日本でのアートの表現方法はアニメやサブカルチャー・ポップカルチャーに代表されるように、
自由で奇抜な表現は世界でも群を抜いて人気を博しているようです。

中国で日本文化に慣れ親しみ、日本でアートを専門的に学んだ学生によると、
日本のサブカルチャーが世界で人気な理由については「ジャンルが多く、多様な世界観を表現しているから」と分析します。
「そんな多様さが、国境を越え、人々の心をつかんでいるのでしょう」

日本は歴史的にも多様な文化や宗教、芸術を受入れ、それらを制約することなくはぐくんできました。
一時期、時の政権などにより弾圧されることもありましたが、それらに屈することなく、
また弾圧を受けたと言って抵抗はしても過激に攻撃などせず細々とでも生きながらえてきた。

いま、世界を見渡すと、宗教やイデオロギーの違いをお互いに認めることをせず、
それらが原因と思われる紛争やテロ活動が見参されます。
日本では、正月を祝い、お盆やお彼岸に先祖を供養し、宗教を問わず寺社仏閣を参拝し、
クリスマスやハロウィンをみんなで楽しむという、一見、支離滅裂に見える宗教観。
日本人は信仰心が薄いということではなく、「他者に寛容」ということで争わず、互いに認め合う。
もしかしたら、日本の芸術・アートの発展はこういった価値観が影響しているのかもしれません。
世界が、このような「他者に寛容」な世界になれば争いも少なくなるのでしょうね。。。

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