「いちご」のお話
この季節になると、いちごの艶やかな色合いがいろいろな広告などを賑わせています。
とはいっても、最近ではハウス栽培が盛んになり、一年中を通してと言っていいほど、
各地で「いちご狩り」というのを見かけます。
近年、この「いちご狩り」をも目当てに外国人観光客が駆け付けるそうです。
今まではさほど気にもかけなかった「いちご狩り」も、外国人観光客がこぞって来るようになり再び注目を集めています。
実はこの「いちご」、日本では当たり前のように、いろいろな品種や鮮やかな色合いが見受けられますが、
外国にはここまで粒ぞろいで品種や色合いが豊富で、しかも甘い!というのはなかなか無いそうです。
日本を訪れた観光客が、SNSで日本の「いちご」を紹介したところ、たちまち話題となり、
海外からわざわざ「日本のいちご」を食べたいという外国人が増えて、たくさんのツアーが組まれるようになったそうです。
世界でもいちごの品種は260ほどあるそうですが、実にその9割が日本で開発され生産されているようです。
「とちおとめ」「あまおう」「紅ほっぺ」「とよのか」・・・
数を上げるときりがないほどです。
また生産量でいうと日本は世界で7位くらいのようですが、
消費量は世界一だそうです。
いちごがもっともおいしいとされる、3月~4月ともなるとコンビニスイーツやファミレスでも「いちごフェア」なるものが盛んになりますね。
かく言う私もそうですが、あの可愛らしく艶やかな「いちご」の誘惑に日本人は弱いのでしょうね・・・