個人的な日課として、ここ数年筋力トレーニングを行っています。

最近の芸人やCMなどで影響されたわけではないですが、あえて言えば健康志向ということになるでしょうか・・・

自分自身、特にボディビルダーみたいな体を造るとか、極度の糖質制限や炭水化物を取らないとか

ストイックな生活をしているわけではありません。。。

ある程度の食事には気を遣うものの基本的には食べたいものを食べて、しっかりと鍛えることにしています。

トレーニングを重ねていて分かったことですが、「筋トレ＝脳トレ」ということを実感しています。

これは決して根拠のないものではなく、筋トレで中枢神経を刺激することでドーパミンが増え脳の活性化に結び付くからです。

マラソンとか運動をして高揚感を覚えすっきりした気分というのは、少なからずとも誰しもが感じたことがあると思います。

これはドーパミンが大量に発生して、脳が快感を覚えるからなのです。

最近では予防医学の観点から高齢者向けの筋トレというのが流行っているようです。

実は、筋トレには脳梗塞や認知症を予防する効果があるのです。

一昔前、名古屋の双子のご長寿「金さん銀さん」（いまはもう他界しております）という１００歳超えの姉妹が

お茶の間を楽しませた時期がありました。

「金さん銀さん」はテレビに出ることが多くなってから、「ハムストリングス強化運動」という筋トレを始めたそうです。

初めはあまりあるけなかった「金さん銀さん」もトレーニングを重ねるごとに、

元気にスムーズに歩けるようになったそうです。

筋トレが「筋肉バカ」みたいに言われていたこともありますが、このように最近では運動以外の能力を活性化し、

生活や仕事の中でも成果を上げている事実は評価されてきているようです。

人は誰しもが老いていくのは避けられないものですが、高齢でもいつまでも元気で明るく老後を迎えたいものですね。