バレンタインデー
今週はバレンタインデーというイベント事がありますね。
街中に出ればどこもかしこもチョコレートの甘い誘惑があふれており、華やかなコーディネイトが色鮮やかです。
街ナカの女の子たちもどこかトキメキ感が漂ってるかのようです。
もう多くの方もご存じだとは思いますが、日本の風物詩となったチョコレートのプレゼントは、
チョコレートメーカーが宣伝のために始めたものが日本の習慣として浸透したものです。
日本の女性たちが思いをはせる男性にチョコレートをプレゼントする光景が一般的ですが、
欧米では女性も男性も思いを込めたメッセージカードなどを贈りあうようです。
バレンタインデーの起源は、遡れば3世紀のローマ帝国の時代にあるようです。
当時の兵士たちは士気を乱すという理由から結婚が許されず、禁断の恋を支えたのが聖バレンタインという聖人で、
ローマ国教に背いて若者たちを結婚させていたと言われています。
聖バレンタインがローマ国教に対しこの悪しき風習を改革すべく促したのですが、それがあだとなりやがて処刑されてしまいます。
それが2月14日で、この悪しき風習をのちのキリスト教が見直し、聖バレンタインの殉教を追悼し記念日としたことが
今日に至っているようです。
日本の習慣は、良くも悪くもいろいろな宗教や文化を取り入れて、クリスマスだハロウィンだ、
お正月行事だなどとまったく宗教観も何もないと言われています。
もしかしたら、このような多様性や協調性・許容の心に今日の日本の平和があるのかもしれませんね。