新年おめでとうございます。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
2017年は酉年。
十二支や干支の考え方では、酉年は商売繁盛につながると考えられているようです。
酉(トリ)は「取り込む」につながると言われ、そこから「運気もお客様も取り込める」ということのようです。
また、「鳥」や「鶏」という字ではなく、「酉」という字の由来として「果実・物事が頂点まで熟し極まった状態」から縁起が良いとされています。
習い事で成果が得られたり、学問や商売で成果が得られると期待したいものです。
この十二支の干支ですが、日本だけのものではないようです。
中国・台湾・朝鮮半島などは大陸からの伝搬ということで容易に想像がつきますが、驚くことに
東ヨーロッパのブルガリアやトルコ、アラビアやロシア、モンゴル、南はインドやスリランカ・チベット・ベトナムなどにもあるそうです。
地域やお国柄によっては干支の動物もその地域らしいものが入っています。
例えば、丑(牛)が水牛であったり、寅(虎)が豹であったり、卯(兎)が猫になっていたり、辰(龍)が鯨やワニや魚であったりするそうです。
今年の干支の酉(鶏)はどこも同じですが、インドでは「ガルーダ(火の鳥)」というのもインドらしいですね。
では、なぜ西ヨーロッパやアメリカ大陸・オーストラリアにはないのでしょう。
それは、かつてのモンゴル帝国がユーラシア大陸をまたにかけて領土を拡大していたことに影響するようです。
最近では欧米の英語圏でもこれらの干支に関心が集まっているようですが、
辰(龍)は中国・台湾・日本など独特の空想動物なのでその表現には苦慮するようです。
アメリカなどでは「丑(牛)」は「バッファロー」や「バイソン」になるのでしょうか。。。^^
ともあれ、酉年にちなんで成功を取り込み、羽ばたける年にしたいです。